「小さなお葬式って追加料金がかかるって聞いたけど、ホントなのかな?」
「小さなお葬式では、どんな時に追加料金がかかるの?」
「小さなお葬式」は格安の料金プランで葬儀を紹介してくれるサービスですが、追加料金がかかって結局高くなってしまったという声も聞きます。
そのため、追加料金のかかる事例を理解していないと、お得に利用することはできません。
そこで今回は、小さなお葬式で追加料金のかかる事例7つを分かりやすく解説します。
追加料金の発生を避けるポイントも合わせてお伝えするので、最後まで読んで賢く利用しましょう。
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小さなお葬式は基本的に追加料金なしで葬儀を行える
「小さなお葬式」では、格安で多くのセットプランが用意されています。
各プランに必要なものは、棺やドライアイス・ご遺体の搬送料・スタッフの人件費まで、すべてセット料金に含まれていますので、基本的には追加料金は発生しません。
ただし、例外的に追加料金が発生するケースとして「小さなお葬式」公式サイトに明記されているものがあります。
ここでは「小さなお葬式」のセットプランで葬儀を執り行った際に、追加料金が発生するケースについてくわしく見ていきたいと思います。
小さなお葬式で追加料金が発生する事例7つ
「小さなお葬式」では、追加料金が発生する場合として以下の7つが挙げられています。
①各プラン規定の安置日数を超える場合
「小さなお葬式」のセットプランでは、それぞれご遺体の安置日数が以下のように規定されています。
- 小さなお別れ葬・小さな火葬式・小さな一日葬:3日間
- 小さな家族葬・小さな一般葬:4日間
しかし火葬場の空き状況によっては希望の日に火葬が行えないというケースもあります。
この場合は、規定の日数よりも長くご遺体を安置しなくてはなりません。
安置日数が長くなると、ご遺体が傷まないためのドライアイスの追加・保冷機能のある施設の使用など、追加料金が発生する可能性があります。
安置日数が1日(24時間)長くなった場合には、1日あたり10,000円(税抜)の追加費用がかかります。
②付き添い安置をご希望される場合
付き添い安置とは、故人のご遺体を一室に預かり、告別式までの時間をご遺族が自由に面会・付き添いできるようにとりはからう安置方法です。
「小さなお葬式」のセットプランでは、「小さな一日葬」「小さな家族葬」「小さな一般葬」にそれぞれ告別式前夜1日分の付き添い安置が含まれています。
火葬場の都合などで安置期間が延び、その間も付き添い安置をご希望された場合には、 1日あたり50,000円(税抜)の追加費用がかかります。
また付き添い安置がプランに含まれていない「小さな火葬式」で付き添い安置をご希望された場合にも同様に、 1日あたり50,000円(税抜)の追加費用がかかります。
いずれの場合でも、ご遺族の寝具には別途料金がかかるケースがあるので注意が必要です。
「小さなお別れ葬」では付き添い安置はできないので、こちらも注意しておきましょう。
③各プラン規定の式場利用料を超える葬儀場を利用する場合
「小さなお葬式」では、「小さな一日葬」「小さな家族葬」「小さな一般葬」の3つのセットプランで通夜式・告別式のために式場を使用します。
それぞれのプランで想定されている参列者数と式場使用料は以下のとおりです。
プラン | 参加者数 | 式場使用料 |
---|---|---|
小さな一日葬 | 5名程度〜 | 50,000円(税込) |
小さな家族葬 | 10名程度〜 | 100,000円(税込) |
小さな一般葬 | 30名以上 | 100,000円(税込) |
しかし思いがけず参列者が多く、申し込んでいるセットプランの式場では手狭になってしまいそうだというケースも考えられます。
この場合は広めの式場への変更が必要です。
変更の際には、上記の式場使用料と新たな式場の使用料との差額が追加料金として発生します。
反対に考えていたよりも参列者が少なく、小さめの式場に変更したいというケースも考えられるでしょう。
この場合、差額は返金されませんので注意が必要です。
セットプランをお選びになる際には、参列者数をよく検討なさることが重要と言えるでしょう。
なお「小さなお葬式」公式サイトには、全国95%のエリアでこの追加費用がかからない式場を用意していると記載されています。
参列者数がはっきりしないという場合には、申し込みの際に式場の収容人数も確認しておかれることをおすすめします。
④寝台車または霊柩車での規定の搬送回数のうち、1回の移動距離が50kmを超える場合
ご遺体の搬送は、お選びになったプランやケースによって回数が異なります。
主に考えられる搬送は、故人が亡くなられた場所〜ご遺体の安置場所〜葬儀会場〜火葬場となります。
1回の移動距離が長くなってしまうケースとして、まず故人が遠くで亡くなられた場合(出張中や旅行中など)が考えられます。
また近くに火葬場がない・火葬場はあるが混んでいて何日も待たなければならないといった理由で、遠くの火葬場を利用する場合もあるかもしれません。
ご遺体の搬送1回の移動距離が50kmを超えると、10kmあたり5,000円(税抜)の追加費用がかかります。
さらに高速道路を使った場合、飛行機での搬送などの際にも別途追加料金が発生します。
⑤ご遺体に特別な処置を施す場合
ご遺体の状態によっては、安置前に特別な処置を施さなければならない場合もあります。
事件や事故で亡くなられた場合、大きな手術のあとがある場合などがこれに当たります。
専門家による処置が必要な場合には、追加料金が発生します。
また亡くなられた状況によっては、警察指定の備品(防水シーツなど)の実費・死亡検案書作成のための検案料が必要です。
そのほか、感染症予防や防臭のための処置に費用がかかるケースもあります。
⑥プランに含まれないサービスを希望される場合
葬儀では棺や祭壇・仏衣・生花など、「グレードアップ」できるものがたくさんあります。
棺や祭壇、生花など、セットプランに含まれるものをより高価なものに変更した場合には、追加料金が発生します。
また「小さなお葬式」から紹介された葬儀会社から、さまざまなオプションをすすめられる可能性もあります。
これらもすべて有料です。
ほかに追加料金が発生するものとして、僧侶へのお布施・料理や返礼品の追加・火葬場での控室の利用などが挙げられます。
⑦火葬料金
「小さなお葬式」ではすべてのセットプランにおいて、葬儀費用とは別に火葬料金を支払う必要があります。
火葬料金は地域や自治体によって異なります。
以下に目安を挙げておきますので、ご参考になさってください。
- 市民料金:無料~60,000円程度
- 市外料金:無料~100,000円程度
故人の住民票がある地域の公営火葬場での火葬は、市民料金の適応となります。
故人の住民票がある地域以外での火葬を希望なさった場合、故人が公営火葬場の無い地域の住民であった場合などは市外料金となります。
葬儀会社によっても異なりますが、公的に定められた火葬料金はプランには含まれないのが一般的です。
ご遺族は、葬儀会社をとおさず火葬場に直接料金を支払います。
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小さなお葬式が追加料金の発生事例を明記している理由
「小さなお葬式」に限らず、葬儀の仲介サービスを行なっているすべての業者は、公式サイトやパンフレットに「追加料金の発生事例」を明記しています。
これには理由があります。
以前「追加料金が発生する例外」に関する記載を怠っていたとして、同様の業種の他社に消費者庁から措置命令が出た事例がありました。
この事例によって「追加料金が発生する例外」の記載は法律で義務づけられたかたちになりました。
この事例以降「小さなお葬式」はじめ、すべての葬儀仲介サービス業者は「追加料金が発生する例外」をはっきりと記載するようになっています。
小さなお葬式で不要な追加料金が発生するのを避ける注意点
それでは「小さなお葬式」で不要な追加料金の発生を避けるためには、どのようにすればいいのでしょうか。
ここでは注意するべき点を見ていきましょう。
打ち合わせで不要なオプションをはっきりと断る
追加料金のなかには、仕方がない理由で発生するものもあります。
安置日数の超過やご遺体搬送の際の移動距離などは、ご遺族の側からはどうすることもできない必要な費用と言えるでしょう。
それ以外のオプションに関しては、不要であればはっきりと断ることが必要です。
まずは「小さなお葬式」スタッフとの打ち合わせの際に、料金とプラン・プランに含まれるものに関してしっかりと確認をしましょう。
疑問や不安な点があれば、遠慮なさらずスタッフに尋ねましょう。
次に提携先の葬儀会社との打ち合わせの際には、見積もりを出してもらうことをおすすめします。
見積書を受け取ったらしっかりと目をとおし、内訳やそれぞれの費用を確認します。
悲しみやお疲れのなかで念入りに見積もりをチェックなさるのは、おつらいかもしれません。
けれどもここは費用にかかわる大切なポイントですので、ご遺族で相談しつつ、しっかりと確認をなさってください。
分からない部分はうやむやにせず再度質問し、もし不要なオプションやサービスがあればはっきりと断りましょう。
強引な追加料金提案はスタッフに相談
ご遺族が不要であると断っているにもかかわらず、強引にオプションやサービスを提案された場合には、「小さなお葬式」のスタッフに相談なさることをおすすめします。
葬儀のプロが24時間365日待機しフリーダイヤルで相談にのってくれるので、この場合も安心です。
「小さなお葬式」では提携葬儀会社に対して、基本的にすでに契約されたセットプランに従って葬儀を行うようにと指示が出されています。
強引な提案をする提携葬儀会社に対しては、「小さなお葬式」が注意を促し指導をします。
ケースによっては、あらためて他の葬儀社を紹介してもらうことも可能です。
不当な追加料金は返金保障の対象!
「小さなお葬式」では、不当な追加料金に関して返金保障のシステムを取り入れています。
「小さなお葬式」と提携する葬儀会社では、ご遺族の同意なしに勝手に葬儀プランを変更・追加することはできません。
ご遺族が同意して葬儀プランを変更・追加した場合でも、提携する葬儀会社は「小さなお葬式」へその旨を報告しなければなりません。
「小さなお葬式」の審査部門では、見積りや請求の内容を細かく確認しています。
万が一、ご遺族が納得の上で申し込んだ追加オプション以外の請求金額があった場合には、差額が返金されます。
葬儀後は請求書をよく確認し、不当な追加料金があれば葬儀後一週間以内に「小さなお葬式」へ連絡なさることをおすすめします。
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小さなお葬式を利用した方の口コミや評判についてはこちらの記事でまとめているので、利用するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
>>「【小さなお葬式の口コミ評判】利用する前に知りたい注意点も解説!」
小さなお葬式は本当に信頼できるサービスなのでしょうか?今回は利用者の良い口コミも悪い評判も隠さずにご紹介します。利用前に知っておきたい注意点も全てお伝えするので必見です。
小さなお葬式の基本料金プラン
ここで「小さなお葬式」の各プランの基本料金を確認しておきましょう。
「小さなお葬式」の5つのセットプランと料金は、以下のようになっています。
プラン | 料金 | 内容 | 人数 |
---|---|---|---|
小さなお別れ葬 | 129,000円 | 火葬のみ | 1〜5名ほど |
小さな火葬式 | 169,000円 | 火葬のみ | 1〜10名ほど |
小さな一日葬 | 309,000円 | 告別式+火葬 | 5名〜 |
小さな家族葬 | 459,000円 | お通夜+告別式+火葬 | 10名〜 |
小さな一般葬 | 609,000円 | お通夜+告別式+火葬 | 30名〜 |
日本消費者協会が行った「葬儀についてのアンケート調査」では、葬儀費用の全国平均は195.7万円でした。
これには、葬儀そのものにかかる費用のほか、寺院へお布施、通夜振る舞いや精進落としなどの飲食代が含まれています。
それらをのぞいた葬儀費用のみの全国平均は121.4万円でした。
この金額と比較してもお分かりになるように、「小さなお葬式」のセットプランは平均的な葬儀費用の半額以下に設定されています。
この価格設定が、「小さなお葬式」が人気を得ているもっとも大きな理由と言えるでしょう。
また「小さなお葬式」では、申し込み前に資料請求をした方へ5,000円の割引を用意しています。
さらに、早めに申し込むことで最大71,000円の割引が可能な「早割」というシステムも用意されています。
「早割」についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひご確認ください。
>>「小さなお葬式の早割を使わないと損!最大71,000円得する方法を解説!」
小さなお葬式の早割はお得な制度ですが、いまいちどのような仕組みなのか理解できている人は多くありません。そこで今回は小さなお葬式の早割について、どれだけ安くなるのか、どのように申し込めばいいのかなど分かりやすく解説します。
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